2021/02/02 今日は「スウェーデン・フィンランド・デンマーク・ノルウェー・アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

コロナ禍で規制が続く飲食業界。北欧各国のミシュランレストランの様子は?




Photo by Gastrologik

国境を超える往来が激減、または国境封鎖という状況下で、北欧諸国のレストランもロックダウンによる臨時閉店を余儀なくされている。国の規制で閉店中のところもあれば、日本のように時間短縮といった対策を練っている国もある。各国のミシュランレストランの様子を探った。

デンマークでは規制が延長され、2月28日までレストランは臨時閉店中。ミシュラン2つ星のGeraniumでは、顧客に宛てて、再開が待ち遠しいとしながらも安全確保のために政府が努力していることの重要性を認識しているとホームページでコメントしている。

スウェーデンでは11月20日以降、国内全てのレストランは22時までにアルコールの提供を停止し、遅くとも22時30分に閉店できるよう要求されている。2月末まで国内全てのレストランに適用される。ミシュラン2つ星レストランのGastrologikの開店時間は、現在火曜日から土曜日の17時。この秋に開業10周年を迎える予定だという。

フィンランドでも感染対策をしながら開店中。例えば、1つ星レストランのRavintola Oloでは、スタッフはフェイスマスクを着用、店内の座席は満席にせず、75%にして十分な安全距離を確保し、手指消毒剤も設置。キッチン、ホール、ドアなどもしっかり消毒、掃除していると宣言している。

ノルウェーでは、トロンハイムの1つ星レストランFAGNや、スタヴァンゲルの2つ星レストランRE-NAAは開店中。感染率が高いオスロ首都周辺に関しては、規制が2月10日まで延長。ショッピングセンターと映画館は閉鎖されたままのようだが、個人店やレストランは再開の予定。

アイスランドの首都レイキャビクにある1つ星レストランDILLでは、1組8人以下の人数で予約を受付している。集会の人数に関する規制は1月13日から2月17日までとされているが、同国では封じ込めが順調に進み、予定日よりも早く制限を緩和する可能性があるという。

※情報は2月1日時点
 
▼ミシュランガイド
https://guide.michelin.com/

Geranium
https://www.geranium.dk/
Gastrologik
https://gastrologik.se/
Ravintola Olo
https://olo-ravintola.fi/
FAGN
https://fagn.no/
RE-NAA
http://www.restaurantrenaa.no/renaa/
DILL
https://www.dillrestaurant.is/en/home/

※星の数は「ミシュランガイド2020」より

▼関連記事(北欧ニュース:2020/03/03)
あの3つ星店が閉店するも、北欧全体の星付き店は増加!ミシュランガイド北欧2020
http://www.hokuwalk.com/Topic/page/page_id/022020030300015001/


北欧ニュース編集員


アジアのミシュランレストランは9割以上が開店している中で、ヨーロッパでは北部南部ともに規制のため26%しかオープンしていないそうです。(1/18~24時点)
やはりマスクを外しての会食は危険度が高いのはどこも同じなのかもしれません。デンマークでは2月末まで、ノルウェーは2月中旬頃まで我慢が続きますが、このまま感染率が下がるといいですね。日本からも行ける日が来ますように!

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