2017/11/28 今日は「スウェーデン・フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

投票は11月29日まで!今年のルシアは?12月13日は「聖ルシア祭」


(photo)Ola Ericson/imagebank.sweden.se

毎年12月13日に、スウェーデンやフィンランドで、クリスマス直前に行われる大きな伝統行事「聖ルシア祭」がある。この聖ルシア祭のために、毎年、スウェーデン語系の社会福祉団体Folkhalsanにより、その年の顔を決める「ルシアコンテスト」が開催される。
今年も10代後半から20代前半の10人の女性候補者の顔ぶれが出揃い、現在投票受付中とのこと。

まず一人目は、歌とチョコレートのガラスが好きだというエスポー生まれの19歳、サビーナ・シエヴァネンさん。二人目は、家族とゲームをするひとときが好きだというシポー生まれの18歳、エミー・ウィクストロームさん。

三人目は、友人や家族と新しいものを見つけることが好きなトゥルク出身でヘルシンキ在住の20歳、シャルロッタ・パルムさん。四人目は、人に手を差し伸べることに幸せを感じるというピエタルサーリ出身でストックホルム在住の21歳、アンナ=カイサ・エドストロームさん。

五人目は、人を喜ばせることが好きなテンホラ出身Voyri在住21歳、ダニエラ・ラグネルさん。
六人目は、世界のために、人々のために良い行いをすることが大きな幸せだというムスタサーリ出身でヴァーサ在住の19歳、イダ=マリア・アンデルソンさん。

七人目は、家族や友人だけでなく、他の人も幸せにしたいと願う、歌が好きなエスポー生まれの18歳、ヴィクトリア・ツルネンさん。八人目は、親しい友人や家族といることが大きな喜びであり、ダンスや音楽が大好きだというキルッコヌンミ生まれでヘルシンキ在住の21歳、アンドレア・ワランデルさん。

九人目は、家族や友人、年齢を重ねた人と関わること、そして音楽が好きなタンミサーリ出身でヘルシンキ在住の21歳、アリシア・ヤラヴァさん。最後の候補者、十人目は、自分の大切な人たちと過ごすことや音楽を聴くことが好きだというヘイノラ生まれの18歳、ロビーサ・ルッカさん。

ルシアに選ばれると、来年1月末まで、生活苦の家族を支援するための資金を募ったり、病院や高齢者施設を訪問するといった大切な任務がある。

今年のフィンランド・ルシアに選ばれるのはどの女性なのか。投票は11月29日まで。

https://www.folkhalsan.fi/

※地名はフィンランド語読みで記載しています。


北欧ニュース編集員


12月13日は聖ルシア祭(聖ルチア祭)!ルシアに選ばれた女性は、頭にろうそくのついた冠をかぶり、ヘルシンキ大聖堂での戴冠式に出席。その後はヘルシンキ中心部をパレードします。
独立100周年という記念の年ですので、いつも以上にお祝いムードで盛り上がりそうですね。
フィンランドの総人口の5.5%にあたるスウェーデン系フィンランド人。出身地を見ると、やはりフィンランド中西部沿岸や南部の街が多いですね。投票結果が楽しみです。

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