2017/03/07 今日は「デンマーク」よりこんなニュースが届きました!

スケールの大きなレゴ遊びを体験できる「レゴハウス」、9月28日オープン



1932年創業、レゴブロックでおなじみのレゴ本社があるデンマークのビルン中心地に、構想に約7年かかったという「レゴハウス」が、今秋いよいよオープンする。レゴファンはもちろん、子供から大人まで、レゴの世界にどっぷりと浸かることができるという。

ファンによるレゴ作品を展示するマスターピースギャラリー、これまでのレゴ社の歴史や発展を垣間見ることができるヒストリーコレクション、3つのレストラン、レゴストアのほか、4つの体験ゾーンがある。(体験ゾーンは有料。チケットは6月に発売開始予定)

4つの体験ゾーンは、それぞれレッド、イエロー、ブルー、グリーンと、レゴブロックを象徴するカラフルな色でわけられている。レッドゾーンでは大量のブロックがお出迎え。自由な発想と創造力を刺激する。イエローゾーンは、レゴで作られた生き物の世界や植物について学び、感情豊かで優しい心を育む場所。ブルーゾーンは、街づくりや車、ロボットを作ったり動かしたりして、ロジックを学ぶ。グリーンゾーンは、社会的なコミュニケーション能力を身につけるところ。レゴフィギュアをキャストに迎え、自分だけのオリジナルストーリーを作り、映画監督気分で撮影ができるという一歩いくレゴの楽しみを体感できる。

開放感のあるテラスで遊べる「レゴスクエア」への入場はチケット不要。レゴストアでグッズを覗いてみたり、飲食店でレゴならではのひねりの効いた料理を楽しむことも可能だ。

建物のデザインを手がけたのは、世界で活躍する建築デザイン事務所BIG(Bjarke Ingels Group)。
21のレゴブロックが積み重なったようなデザイン。巨大なブロックの部屋は、屋内活動の空間を作り出すだけでなく、保護された公共スペースと屋外テラスや遊び場を繋ぐ役割もあり、建物内を冒険して楽しめるような造りになっている。

レゴハウスは、ビルン市のタウンフェスティバルが開催される9月28日に正式にオープンする。


▼LEGOハウスを手がける建築事務所「BIG」に関する記事
“BIG”なプロジェクト進行中!今度はNYの「2ワールドトレードセンター」
http://www.hokuwalk.com/Topic/page/page_id/022015063000015001/

レゴハウス
https://www.lego.com/en-gb/legohouse


北欧ニュース編集員


構想7年、2014年の着工から約3年半。まるで巨大レゴブロックのような建物のレゴハウス。
乗り物やアトラクションといった遊園地の要素が高いレゴランドとは異なる内容で、実際にレゴブロックを使ったり、家ではできないようなスケールの大きなレゴブロック遊びができそうですよね。
カフェやレストランもあるので、一日ゆっくりしてみたい!

このページの先頭へ