2014/12/02 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

フィンランド、同性結婚を承認


フィンランドの国会議事堂

現地時間28日の午後、フィンランド議会はついに同性間での結婚に対する法案を105-92で可決した。これによりフィンランドも、デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・アイスランドとともに、北欧5ヶ国そろって同性婚が認められることになった。

同性結婚(性別に中立な結婚)の法案が承認されるか否かという瞬間に、議会周辺にはレインボーカラーの旗を揺らす賛成派、そして反対派も集結。特に目立った混乱はなかったという。

フィンランドでは2002年に登録パートナーシップ法は成立していたが、結婚という形では認められておらず、このたびついに同性間での結婚が認められることになった。
登録パートナーシップ法とは、同性のカップルがパートナーであるということを法的に登録することで、異性の夫婦とほぼ同等の権利が認められている。

近隣北欧諸国では、デンマークが1989年5月に世界で最初の登録パートナーシップ法を成立。同年10月に世界初の同性婚カップルが誕生しているが、同性結婚法という形で成立・施行されたのは2012年6月。

ノルウェーで同性婚法が認められたのは2008年6月、2009年1月に施行。
スウェーデンでは2009年4月に成立、同年5月に施行。アイスランドでは2010年6月に成立、同年同月に施行されている。

アイスランドのヨハンナ・シグルザルドッティル前首相が同性愛者であると公言し、同性結婚をした世界初の国家首脳となったことで知られている。


北欧ニュース編集員


すでにご存知の方も多い話題だと思います。
デモやパレードなどを通じて、多くのフィンランドの人々が参加ししていた大きな運動だったようです!
えっ?フィンランドって同性結婚、法律で認められてなかったの??と驚く方も多いかもしれませんね。これで近隣の北欧諸国と並び、いろんな意味で喜びも大きいのではないでしょうか。

このページの先頭へ