2009/07/30 今日は「スウェーデン・ノルウェー」よりこんなニュースが届きました!

リサイクル、大好きです!


photo by Yorikazu Inagaki

空き缶や空き瓶のリサイクルで、2年連続世界一となったスウェーデン。
昨年、スウェーデン人はトータルで14億4000万もの使用済みの缶や瓶を返却した。
これは1人につき年間平均142もの缶や瓶をリサイクルしているという計算。
一昨年2007年の数字が135だったことから、年々ますます活発にリサイクルが行われている様子だ。

特に最も優秀だったのがStromstad地域の自治体。昨年1年間で1世帯につき、平均約1017もの缶や瓶をリサイクルしている。これは、2番目に優秀だった街より2倍も多い驚異的な数字。

実はStromstadがリサイクル率世界一なのは、一部はご近所であるノルウェーの人々のおかげともいえる。Stromstadはノルウェーの国境近くに位置する街。スウェーデン側の格安なアルコール類やその他商品を購入するために、ノルウェーの人が国境を越えて大勢訪れるところだという。

Stromstadで大量に空いた缶や瓶を、ノルウェーの人がスウェーデン側で返却してくれるため、自然とリサイクル量が増えるというわけだ。もちろんリサイクル率が世界一なのは、空き缶や空き瓶をゴミにしないという、街の人の素晴らしい努力と習慣の賜物でもある。

スウェーデンと同様、もちろんお隣ノルウェーもリサイクルに真剣に取り組んでいる国。
国境を汚すことなく、リサイクルすることで隣接している場所を気持ちよく使う。
お互いの国の意識の高さがうかがえる。

ちなみに昨年は約88%もの空き缶や空き瓶がリサイクルされたというスウェーデン。
政府の目標は90%だという。


北欧ニュース編集員


お祭りに花火、海などなど、レジャーで楽しんだ後のゴミ・缶瓶はきちんと処理したいですね♪

ところで、みなさんは7月22日の皆既日食、見れました?
私の住んでいる地域はお天気が悪かったんですけど、偶然雲間から肉眼で60~70%くらい欠けた部分日食が見れました!
思ったよりも何だか感動・・・。
沖縄など南に行った方はもっとすごいものが見れたでしょうね♪ライブ映像で見ましたよ☆(仕事どころじゃないー汗)欠けはじめる部分も地域ごとで違うなんてびっくり!
小学生のみなさんは夏休み早々、素晴らしい自由研究材料と思い出が出来たのではないでしょうか♪


◆映画祭で上映された作品のご感想をいただきました!◆

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009」で上映されたデンマークの「愛を求めて(Crying for Love)」を観賞されたN様よりご感想をいただきましたので、ご紹介したいと思います。


予定通り映画祭に出かけてまいりました。
もちろん『Dig og mig』(愛を求めて)をもとめて♪

超久々(10数年ぶり)に、地元民(!?)同士のこなれたデンマーク語を耳にしてまず感激!
シーンにはそれぞれ、懐かしい小物や風景がてんこ盛りで、ストーリーの深さ重さとは無関係に、ワクワク。。。

予定されていた監督のインタビューは中止との由で残念でしたが代わりに、映画の最後にメッセージが流されました。

人々がそれぞれ持つ孤独について表現したかった・・・とか。

あのメッセージがなかったらガンに侵された主人公達の苦しみに、ただ暗い気持ちになって会場を後にしていたかもしれません。
 
孤独は老若男女、つきまとうもの。
つきまとう、と考えるところからまた、孤独は始まるのかなぁ、とも考えさせられました。

病院関係の仕事をしている夫に言わせれば「休日にまで病気関連のシーンは重かった」ということになりますが、映画の芯のところがよく伝わってきたおかげで、日々の生活とはまたちょっと違った観点を与えられ、私には新鮮というか、好い機会となりました。

デンマーク人ならではの生き方に沿ったところもあるので、必ずしも「まんま我が人生の参考に」とはいきませんが、映画を観て心の充実感がこみ上げてきて嬉しくなりました。


N様、ありがとうございました!

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