2008/08/07 今日は「ノルウェー」よりこんなニュースが届きました!

異文化コラボ!ノルウェー発ファッション

子供の頃、イラクからノルウェーに移住してきた2人の姉妹が、スカンジナビアに住むイスラム教徒の女性のための“かぶり物”をデザインし、話題を呼んでいる。
イスラム教徒の女性が顔を隠すために使うスカーフを「ヒジャーブ」と呼ぶ。
そのヒジャーブを西洋風にアレンジを加え、アウトドアやカジュアルファッション、さらにはフォーマルに使えるデザインを考案した。

Nafeesah BadrkhanとSusan Badrkhanの2人の姉妹が実際にヒジャーブを使いはじめたのは3年前のこと。ヨーロッパという文化の違う国で、普段づかいにぴったりなヒジャーブを見つけるのにとても苦労したという。

ヒジャーブを使う前は、身につけている人を見て、あれはイスラム教徒のシンボルだから自分の意思と関係なくかぶっているんだなという見方をしていた姉妹。
ところが、実際ヒジャーブをつけている人に話を聞いてみると、ちゃんと“自分の意思で身につけている”ということを知った。

ヒジャーブに魅力を感じた姉妹。ともにファッションやコスチュームデザインを勉強したことがあり、自分たちで作りはじめた。姉妹が手作りヒジャーブをかぶっていると、「どこで買ったの?」と質問攻めにあったという。そんな女性たちと出会って、自分達がヨーロッパ風にアレンジしたヒジャーブは需要があると確信した。

この秋、Badrkhan姉妹が手がけたヒジャーブコレクションのインターネットショップがオープン予定。

また、近々オスロ市のシティホール前で行われるMela Festivalで、彼女たちのコレクションが披露されるという。これまでもいくつかのファッションショーに参加しており、ヒジャーブに偏見を持っている人達や、あまりよく知らない人達のために、使い方などをレクチャーしている。


北欧ニュース編集員


パステル系やナチュラルな優しいカラーだったり、レースや花があしらわれていたりと、かぶりモノ好きなオシャレさんにはたまらないデザインだそうですよ☆
私もかぶりモノや巻き物、大好きです♪ちょっと加えるだけで、いろんなオシャレが楽しめますよね!
Badrkhanさん姉妹によると、ヒジャーブはとても使い心地が良いので、看護士さんのナースキャップや帽子を必要とする仕事の方にもオススメとのことですよ☆

このページの先頭へ