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【デザイン】今年で70周年を迎える「Teema(ティーマ)」!カイ・フランクが生んだ北欧デザインの象徴




フィンランド人デザイナーのカイ・フランクが手掛けたイッタラのテーブルウェアコレクション「Teema(ティーマ)」が、今年で70年目を迎えます。

シンプルで機能的、北欧デザインの象徴の一つとして知られるティーマが発表されたのは1952年。フィンランドの食卓を再現したり、モダンなテーブルコーディネートを作り上げる器として、日本でも人気を誇るアイテムです。

■現在も多くの人に影響を与えるティーマの存在

当時、カイ・フランクはすでに、サステナビリティ、平等、節度といった概念を目標としていました。そんな自身の価値観を体現するコレクションを生み出し、テーブルウェアの新しいスタンダードを確立。消費と資源の活用に関してフランクが持ち続けた概念は、今日まさに関心度の高いテーマでもあります。不必要な消費、使い捨ての文化に反対し、本質的なものを追求したフランク。70年経った今でもなお、ティーマは多くの人に影響を与え続けています。

フランクは日本のデザインや美学に深い関心がありました。ジャポニズムの文学・美術や日本への旅は、彼にとって生涯を通じて非常に大きな影響を与えたそうです。そういった影響もあり、北欧と日本のデザインの共通点である合理性やシンプルなデザイン言語、自然素材への敬意などが、フランクのデザインにも垣間見られます。

■シンプルで普遍的なデザインが生まれた背景

カイ・フランクは、当時主流だった凝ったテーブルウェアの概念を、ティーマで一変させました。(1952年発表時は「キルタ」。1981年にデザインを改良し、「ティーマ」に改名)

デザイン的にも機能的にも非実用的で、多くの人にとって手の届かない(揃えるのに50ピースあまりのアイテムが必要だった)テーブルウェアに代わるものとして、実用的で組み合わせ可能な12個の多機能アイテムを、ベーシックな色で手に取りやすい価格帯で提供することに成功します。単体でも組み合わせても使用できる上に、収納スペースを取らないといった、室内環境、家庭のニーズに合わせて使えるようにするという発想は、当時としては画期的なアイデアでした。

また、フランクは、「すべての食器は、円、四角、三角という最も基本的な形から生まれる」という思想のもと、ティーマを一枚一枚デザインしました。

形状は、綿密な計算と精巧な手描きの図面を用いて練られました。流行に左右されることなく使える、円、四角、三角というシンプルで普遍的な形状、また、実際にどう使われるかという点も重要視していました。

ティーマの色合いは、明るく鮮やかなものから繊細で落ち着いたものまで幅広く揃っており、どんなシーンにも合う組み合わせを作り出すことが出来る楽しみもあります。


多機能、スタッキング可、耐久性、多用途に使えるティーマ。オーブン、冷凍庫、電子レンジ、食洗機に対応。食材の下ごしらえから調理、盛り付け、食事まで、キッチンのあらゆるシーンで活躍中。


■1950年代にインスパイアされた新色が登場

シンプルなフォルム、高品質、自由度の高い組み合わせを実現する多機能なテーブルウェア「ティーマ」。70周年を記念して、ティーマが生まれた1950年代にインスパイアされた新色が、イッタラより3月下旬に登場します。

1952年のオリジナルコレクション「キルタ」からインスピレーションを得たヴィンテージブルーとヴィンテージブラウンの2色が仲間入り。この2色は、1950年代のオリジナルコレクション同様、少し透明感のある釉薬が使用されているそうです。


「キルタ」からインスピレーションを得た新色、ヴィンテージブルーとヴィンテージブラウンの2色(3月下旬発売)。


また、ティーマにインスパイアされ、日本料理やアジア料理に合うようにデザインされた「ティーマティーミ」も、ティーマと同じく、シンプルさと機能性を追求するフランクのタイムレスな哲学を忠実に表現したシリーズ。今回、ティーマ70周年を記念した新色ヴィンテージブルーとリネンが、ティーマティーミにも加わる予定。

さらに、サラダやスープ、オーブン料理に最適な2種類のサイズのサービングボウルには、リネンとハニーの2色。使いやすいスクエアプレートには、リネン、ヴィンテージブルー、パールグレーの3色。3ピースからなるサービングセットはリネンで登場します。

※2022年3月下旬発売予定

▼イッタラ公式オンラインショップ
https://www.iittala.jp/



(2022年02月08日更新)
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